■ そもそも・・・
元来、ビーシュリンプと呼ばれる種は白黒模様でした。
しかしある日突然変異し、めでたい赤白模様の固体ができました。
その固体の交配が繰り返され、現在のようにひとつの種として定着しました。
ちょこちょこと水槽内を動き回る様子は非常に愛らしく、日本国内のみならず世界中で人気を博しています。愛好家が増え、綺麗な固体同士の交配も増えることで、さらに綺麗な固体の入手が可能となりました。
■ タイプ
レッドビーシュリンプは、お腹の部分の模様によってタイプ(通称)分けされています。
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・バンド
赤色の面積が大きく「バンド」を巻いたような模様をしています。さらにそのバンドの数により、3バンド、4バンド、と分けられています。
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・Vバンド
上のバンドの進化系で、形状がVの字をしている個体をとくにそう呼びます。
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・進入禁止
進入禁止の標識のように見えることからそう呼ばれています。
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・タイガー
トラ柄に見えることからそう呼ばれています。
左の写真は「シャネルタイガー」とも呼ばれています。
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・日の丸
背中に赤い丸の模様もつ個体です。
さらに、丸を二つもつものをW(ダブル)日の丸と呼びます。
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・モスラ
背中には赤の模様がありません。
白色が濃く鮮やかになるほど価値が高くなります。
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丹頂、赤ひげ、赤足、など固体の特徴を表現する名前が存在します。
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■ グレード
上記の表現の完成度や色艶などを加味した上で、「Aグレード」「Sグレード」「SSグレード」などと分けられその価値が決められます。特に表面の色艶が鮮やかのものは「エナメル」と呼ばれます。
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